ミコやんとグレヴィッチ設計局第3分室

合言葉は、「技術ニヨル革命(Revolution durch Technik)」!

最期の撮影。

http://jda.jaxa.jp/jda/p4_download_j.php?mode=search&f_id=18369&genre=4&category=4064&mission=4069&type=6
(この記事の画像は上記アドレスのJAXAのサイトより入手しました。)


つい4日前の6月13日、22:51頃に大気圏に突入し燃え尽きた小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)。

数々のトラブルにあいながら7年かけて地球に帰還した訳ですが…あきらめず必死に運用を続けたスタッフの方々の姿勢やら驚異的なしぶとさで7年間の往還に耐えた「はやぶさ」本体の設計・製造に対する純粋な驚きやらで、私はここ最近に無く心を動かされました。
単なる宇宙機(いわばロボット)にここまで感情移入できる感性やらに日本人で良かったなぁ…と思っております。(多分欧米人には理解しがたく思われるのでは…)

んで最後にだめ押しでワタシの心を激しく揺さぶったのがこの"「はやぶさ」最期の撮影"で撮られた地球の画像。

以前の月探査衛星「かぐや」でも衛星を地球の方向に振り返らせてカメラテストをしていましたから、何らかのテスト目的なのかもしれませんが…ワタシにはJAXAの粋な計らいに思えて…大気圏突入でデータ転送が途絶えて不完全ですが…

この画像を見た時思いました。

「最期に地球が見られたんだね、はやぶさ」…


おかえりなさい。そしてありがとう。